NST結露被害防止テープ 僅か2.5mmの厚みで抜群の吸水量

「結露被害防止吸水テープ」

水分吸収量と粘着力が抜群に優れた結露被害防止テープです。
この類の商品を総称して結露防止テープと一般的に言われていますが、正確な表現は結露水による被害を抑えるという意味合いから結露被害防止テープとも言えます。
当社の結露被害対策テープは、非常に厚みが薄いにも拘わらず、市販のものに比べて遥かに水分吸収量が多いものです。

利用方法に関してお悩みの方はご遠慮なくご相談ください。

・最大で１平米当たり２Ｌ〜３Ｌを吸収！
・強力な粘着力でしっかり貼りつく！

NST結露被害防止吸水テープ

空気中に水分が存在する限り、人類は結露の問題を避けて通ることは出来ません。
日本の夏は特に湿気が多く、タップリ水分を含んだ空気が冷たいものに接触する際に発生する結露が厄介な問題となります。かといって外気の湿度を0％にすることは困難極まります。
そこで、発想を転換し結露が避けられないことを前提にして、現場での結露被害をいかに少なくするかという観点から製品化された商品です。

その考え方は極めてシンプルです。

水分を吸い取り、その水分を保持した後に自然蒸発により水分を蒸発させ、最初の乾いた状態に戻り、再び新たな水分を吸い取るというサイクルを繰り返すことにより、結露水などによる被害を抑制します。

吸収　＞＞＞保持＞＞＞蒸発　＞＞＞吸収

実に単純な原理の製品ですが、

その特徴は傑出した吸水性能と粘着力にあります。

1M2当たりの最大吸水量は、実に2000ccから3000ccに及び、製品の厚みの薄さ（僅か2.5mm）から考えると驚異的です。　また、裏面の粘着面は強力な接着力を持ち、デコボコした表面でもしっかりと貼りつきます。
結露水だけではなく、水ダレでお困りのあらゆる場面でその能力を発揮できます。
（但し、油分は対象外です。　油分が混ざった水分を吸い込みますと大幅に能力が低減します。）

標準タイプ幅60mmの寸法は以下の通り。

幅:6cm ｘ 長さ:5M ｘ 厚み:2.5mm

施工現場に合わせてハサミやカッターで形を整えて貼り付けることが可能です。
基本的には不織布で出来ていますので、ハサミ等で切る場合長い寸法を正確に切るのは少々面倒な作業となるかもしれません。
より効率的な施工や正確さを求める施工の際は特注品サービスをご検討下さい。

　多岐にわたる利用方法

結露水による多種のトラブルに対処するべく様々な場面で活躍しています。

　ビルやプラントなどの設備
空調設備の吹き出し口、ダクト、吸気口、ファンコイルユニット、室内ユニット、天井裏の配管やボックスに付着する結露、あるいはプラント設備や建物内の各種配管、バルブ、ポンプなど、大気と接触し温度差により結露が発生するあらゆる場面で貢献します。
冷房などのシーズンでは、冷たい空気により冷やされた空調機器の吹き出し口では、暖たく湿気の多い空気が触れることにより結露水が発生し、例えばレストランやホテル、宴会場などで大事なお客様の頭上や衣服に落下しご迷惑をおかけすることがしばしばあると思います。　そのような場面でも昼間の冷房運転中に発生した水分を吸い取り保持し続け、夜間など運転していない時間の間に自然蒸発により放散するサイクルを繰り返すことにより被害を最小限にすることが可能となります。
吹き出し口以外にも、ダクト、パイプ、バルブなど各種配管と周囲の空気との間に温度差が発生する場所には同様な可能性が多々あり、結露被害を防ぐテープとして活躍しています。

　各種精密機器・電子機器へ
小さな閉ざされた空間にも水分を含んだ空気は入り込むこともしばしばで、精密機器、光学機器や電気製品、電子機器などでも温度差により結露が発生することもしばしばです。そのようなところにも結露防止テープの小片を取り付けることにより一時的に結露水を吸い取り、他のパーツに影響を及ぼさないような働きも可能となります。
そのような小さな小片を正確な寸法で大量にご用意する特注サービスも提供しています。

　タンクなど発熱する容器にも
発酵タンクなどで結露水の落下を防ぐシーンにも。

　当初の目的とは違う利用方法も
さらに面白い利用方法は、水分を害とする考えではなく、逆転の発想で、水分を利用するために保持する床として利用されることも検討されています。


最も典型的な例は、空調の吹き出し口や天井裏のダクトなどです。
空調の吹き出し口に発生した結露水が、吹き出す空気に乗って天井や壁に飛散すると、さらに被害を拡散します。（例1）（例2）
下の写真は事務所の天井に設置されている吹き出し口（ブリーズライン）に発生する結露が下に座っている人に落下する被害が発生したため、結露被害防止テープを貼り付けたものです。
これにより、日中のエアコン運転中に発生する水分をテープが蓄え、夜間運転していない間に自然蒸発で放散させ、次の日の運転に備えることを繰り返します。
アネモ型吹き出し口やVHにも同様に施工されます。

見積書をご希望の際は、FAX問い合わせ用紙をダウンロードして印刷し必要事項をご記入の上ＦＡＸして頂くか、あるいは問い合わせフォーム画面よりお問合せ下さい。折り返し見積書をFAXまたはメールにてお送り致します。

NST結露被害防止テープ
特注品 （特殊幅）
受注生産サービス　

主に不織布で出来ているテープを必要な形状になるよう正確にハサミやカッターで切断していては多くの労力と時間という貴重なエネルギーを費やします。

そこで、事前に施工箇所の幅に似合うテープを準備しておけば、ただ必要な長さを引き出してパチンとハサミで切るだけで簡単に細い結露被害防止テープをご利用いただけます。（ブリーズライン等の結露対策に最適です）

当社では特注扱いで結露被害防止テープをご希望の寸法に加工して提供させていただくサービスも行っています。

膨大な長さを施工する際に、あるいは細かな小片を大量に必要な場合、単純な切断作業に多くの人工や労力・時間を割くのは合理的ではなく、そのような場面において便利なサービスとしてご利用頂いております。もちろん弊社に在庫が在る幅のテープは直ちに出荷可能です。

なお、この特注サービスをご利用いただくには、当社に在庫が無い場合は、ある程度のロット注文が必要です。
ロール状の場合、長さ485cmとなり、サイズやタイプに拠り最低受注生産量がございますが個別のご相談にも応じていますのでご遠慮なくお問合せください。
具体的な幅寸法を把握されていましたら、ご遠慮なくお問合せ下さい。

特殊幅は以下のサイズがございます。

在庫が在るものもございます。
その場合は1本からでも供給可能です。
ご遠慮なくお問い合わせください。

幅の最大許容誤差は、1.0ｍｍ　となります。

また、50本や100本も必要無いというお客様には、一部のサイズを除いて小ロットでも特注を承るサービスを行っています。詳細は以下の「特殊幅テープ小ロット受注生産サービス」をご覧ください。

色はグレーです。

正確な寸法が必要な場合、あるいはある程度の数量を施工される際は是非ご検討下さい。
その節はご遠慮なくお問い合わせください。
FAXでお問合せ頂く際は、以下のPDFフォームをダウンロードしてご利用ください。

吸水能力の詳細

吸水能力に関して、誰でも出来る簡単な実験結果を用いて更にご説明させて頂きます。

36平方センチで10cc吸水するということは、単純計算ですと　１平米で2,777cc吸い取って保持しているということになります。

結露対策を設計する際の貼り方に関する注意点
ここで注意すべき点は、もしこのテープを立てて使用する場合、重力によりテープ上部と下部の保持される水の量が変わってきます。
つまり上部よりも下部により多くの水分が集まり、上部はまだ吸水する余裕が残っていても下部が飽和している状況では、上側で更に水分を吸ってもテープ内部でその水分が下部に浸み落ち、下部が飽和状態の時は保持しきれなくなります。
つまり、水平にしている状態で吸水出来る結露水量と、立てているときに吸水できる結露水量には差が出ます。
このことを理解して頂いた上で予想される結露量を考慮して結露対策の設計をされることをお勧めします。


環境負荷物質の有無に関して
カドニウム(Cd)、鉛(Pb)、水銀(Hg)、クロム、臭素　
RoHS指令　IEC62321
試料名：NST結露吸水テープ
JAN code: 4580049390189


特定化学物質６項目：ND　（NDとは検出せずの略）
検出下限は、標準偏差の3倍値

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